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2024.03.29学校行事

終業式・進路講演会

3月23日は1年の締めくくりとなる終業式でした。
今回は久々に大ホールにて中高合同の終業式を行いました。

コロナ禍以降はオンラインにて行なっていましたので、5年生以下の生徒にとっては初めての経験でした。

そして終業式の後には今年度3回目の進路講演会が行われました。

今回登壇してくださったのは本校の卒業生であり、現在助産師として活躍している山崎さんです。

助産師という仕事について、命の尊さについて、進路を選ぶ上で考えた方が良い点など、様々なことをお話ししてくださいました。

生徒たちは大変熱心に聞いており、質疑応答では今回もたくさんの質問が出ました。

山崎さん、素敵なお話をしてくださりありがとうございました!

【生徒の感想】
〇今回の進路講演会で改めて助産師の仕事の大変さを知ることができた半面、助産師として命を預かるという責任を感じたとても素晴らしいお話でした。私も小さいころには助産師さんに助けられていたと思うので、自分を、そして私の両親を大切にして過ごしていきたいと思います。(1年生)

〇小学生の頃、助産師を母に勧められてなろうか考えた時期があったので、今回のお話はすごく参考になりました。そして、出産は本当に命懸けだということがスライドからも伝わってきて、改めてですが、母はすごいし、それを手伝う助産師さんたちもすごいと感じました。(2年生)

〇改めて命の大切さを感じることができました。また、命と毎日向き合うのは大変だとも思いました。

「すでに亡くなっている赤ちゃんをとりあげる際にお母さんにどのような声掛けをするか」という生徒からの質問に対して、今もまだ正解は見つかっていないというお話を聞いて、それはそうだよなと思いました。一人一人の患者さんに真摯に向き合っている姿に感動しました。

まだ自分が何をしたいのか決まっていないので、誰の支えになりたいのかよく考えてやりがいのある職業を見つけていきたいと思いました。(4年生)

〇私自身の将来の夢が、助産師であるため大変勉強になりました。直接、江戸女の先輩の方のお話を聞くことが出来て良い経験でした。既に知っていたこともあれば今日の講演を聞いて新たに知ったものもありました。

特に、私は先天性や後天性の病気を患っている胎児を扱うことに興味があるため、900gの赤ちゃんを取り上げだと言うお話を聞いて、実際に少なからず起きてしまってしまうものなのだと感じました。

一方で、助産師は”生命の誕生の瞬間を介助することが許される仕事”であり、責任感を感じると共に、赤ちゃんに対する尊さや可愛らしさを感じられる仕事である、と思っていたので今日の話を通してそのようなことを実際に感じられると知り、助産師という仕事にやりがいを再度感じました。

今日の講演を通して、私自身の助産師になりたいという気持ちは強くなりましたし、現場ではどのようなことが起こるか分からないため、臨機応変に対応することが大事であると分かりました。 (5年生)