高校の卒業式が行われました
3月3日、暖かな陽気の中で高校の卒業式が行われました。
卒業を迎えたのは 2021年4月に江戸川女子高等学校に入学した304名の生徒たちです。
2021年4 月は新型コロナウィルスの流行が続いており、まだ先の見通しがつかない時期でした。
不安な気持ちで入学式を迎えた方が多かったことと思います。
しかし、皆さんが様々な変化を前向きに受け止めてくれたおかげで、たくさんの新しい試みを成功させることができました。
これまでとは違う形ではありましたが、4年生での第九演奏会、5年生での国内修学旅行、英語科の語学研修、そしてかたばみ祭や体育祭などの行事を行うことができたのは皆さんの頑張りがあったからこそです。
戸惑うことも多くあったと思いますが、何事にも前向きに挑戦してくれたことに感謝しております。
そして保護者の皆さまにおかれましては、本校の教育活動にご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
今年の卒業式は 4年ぶりに従来と同じ形で行うことができました。
復活したのは在校生によるオーケストラの生演奏、そして合唱です。
入学してすぐの音楽の授業で校歌の練習をするのが通例ですが、この学年はその時期に歌唱をすることができませんでした。
よって今回の卒業式の練習の中で、初めて校歌の練習を行いました。
高入生は何と初めての校歌!
中入生も久しぶりに歌う校歌です。
中入生が引っ張ってくれながら、温かな雰囲気で練習が行われました。
そして迎えた式の当日、入退場の曲もオーケストラの生演奏です。
卒業生代表挨拶では、「本当に学校生活が楽しかったです!」という生徒会長の言葉に涙する卒業生が多くいました。
皆さんの江戸川女子での学校生活が、思い出深いものになったのならば幸いです。
江戸川女子の卒業式では「歓喜の歌」を歌うのが伝統です。
4年生で行われた演奏会に向けて練習した「第九」の最も有名な一節を歌い、卒業生の門出を祝いました。
卒業生の皆さん、そして保護者の皆さま、改めてご卒業おめでとうございます。
今後のますますのご活躍をお祈りしております。