文化教室が行われました
6月28日(水)に、本校かたばみ会館にて文化教室を開催しました。
文化教室では、著名人をお招きした講演や、演劇や歌舞伎、音楽などの芸術鑑賞など、毎年内容を変えながら教養を深める活動を行っています。
今年度は日本フィルハーモニー交響楽団の楽団員の方々にお越しいただき、弦楽四重奏を鑑賞しました。
モーツァルト作曲「ディベルティメント ヘ長調」やマスカーニ作曲「歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲」などのクラシックの名曲から、「ゴッドファーザー」や「ピノキオ」などの映画音楽、そして「花は咲く」などの日本の曲まで幅広く演奏していただきました。
演奏だけでなく、各ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの楽器の説明もしていただきました
楽器の弦が羊の腸でできていると知り、客席からは「えー!」と驚きの声もあがりました!
4人だけで演奏しているのに、2階まで音が響いていたことに2階席で鑑賞していた生徒たちは「さすがプロの音楽家…!」とびっくりしていました。
毎週弦楽の授業で弦楽器に触れている中学生や、弦学部の生徒たちにとっても大きな刺激になったことと思います。
【中学1年生の感想】
・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロのハーモニーがとても綺麗で、感動しました。そして、弦楽器は弓を動かして弾くだけでなく、ピッチカートという、指で弦をはじいて音をだす方法を知れました。また、4つの楽器からこんなにたくさんの音が鳴ることに驚きました。弓がまっすぐに動いていて、それをキープしながら一時間も弾けるのはすごいなと思いました。
・私は映画ピノキオの「星に願いを」の演奏に感動しました。ディズニーでは馴染みのある曲でよく聞いたことがあるので、弦楽での演奏にとても感動しました。楽器が少ない中で1つひとつの楽器の演奏が耳によく聞こえて素晴らしく、特にチェロに感動しました。私も弦楽の授業でチェロを教えていただいているのでこの経験を生かして今後良い演奏ができると良いな、と思いました。