各教科の特色

中高連携による効率のよい学習

英語の学習

重点を置く英語教育

 大学入試や社会で求められる英語力の変化に対応するために、令和3年度よりNEW TREASUREを使用することになりました。
《NEW TREASURE》について
 今年度大改訂され、4技能をバランスよく伸ばすための様々な工夫が盛り込められています。

〇豊富な語彙、充実した文法事項
 大学入試で求められる語彙数は4,000~5,000語程度であり、NEW TREASUREでは、STAGE1(1年)、STAGE2(2年)でその土台となる2,500語を身につけることができます。また、STAGE3(3年)までに、高校で学習する文法事項をすべて網羅しています。

〇コミュニケーション力の養成
 生徒の興味をそそる多彩なテーマの良質な英文を読むことで読解力を伸ばすだけでなく、身に着けた知識を「どんな場面でどのように使うか」も意識してコミュニケーション能力も習得できます。本校では、中学1年生から、英会話の授業やオンラインによるマンツーマンのレッスンを導入し、自己発信力を養成します。

中学1年~3年までは週7時間をNEW TREASUREと文法問題集に、1時間を英会話、リスニングに当て指導します。

《国際コース》
 これまでの高校英語科や帰国生の指導で蓄積してきたノウハウを生かし、さらに内容をブラッシュアップさせた国際コースをスタートしました。英語の授業は英検2級以上のAdvanced Classと英検3級以上のStandard Classに分かれて少人数の授業が展開されます。Advanced Classでは、ネイティブ講師による原書講読の授業で、読解だけでなくライティングやディスカッションも指導します。また、両クラス合同のグローバルスタディーズ(探求)では、世界の事象について調べ、英語でプレゼンテーションをするなど自己発信力を養成します。
 両クラスともに、オンライン英会話の授業により、自分のレベルに合わせた1対1のレッスンを受けることができます。

〇学年全体
 外部検定試験では、英語検定とGTECを毎年受験して実力の伸びを確認します。3年次までに3級(中学卒業程度)はもちろん、準2級(高校2年程度)の合格者も60~80%となっています。帰国生のなかには、高校卒業までに1級に合格する生徒もいます。
 年間を通してオンラインの多読システムを利用し、楽しく英語の本を読み、読解力の土台を築きます。

国語の学習

感受性を育て、思考力を鍛える。

 国語は、豊かな感受性を育てる教科であるばかりでなく、総合的な思考力を鍛える教科でもあります。小学校までの国語の文章は、読んで頭の中だけでも理解できる文章が多く用いられていました。しかし中学校からの国語は、ただ頭の中で読める文章ばかりでなく、手を使って整理をしながら読まなければ理解できないような文章を読む必要が出てきます。これは将来の大学受験には必須です。そのためには、教科書の文章だけでは不十分。本校では、広く教材を問題集などに求め、よりハイレベルな読解の指導を行い、生徒たちの思考力を鍛える教育を展開しています。
 また、本校では3年次(中3)より本格的に古典教育を実施。古典文法を中軸に、オリジナルのテキストを使用して大学入試に直結した独自の古典教育を展開しています。
 中高6ヵ年一貫教育のメリットを活かして、無駄を省いたカリキュラムを編成することで、丁寧できめ細やかな学習を実現。それが本校の国語教育の大きな特長です。

数学の学習

考える力を養成する。

 基礎を大切にし、論理的思考の育成と数学的感覚を養うことを目的としています。
 授業は、なぜそうなるのかということを意識するように指導し、数学は楽しい科目であるという認識を持たせています。また、理解した内容を定着するように指導を行っています。授業の内容も教科書レベルにとどまらず、より発展した内容を含む問題集・プリントを用い、レベルの高いものも取り入れています。学習進度も早めで、3年次(中3)の前期には中学校での範囲を展開します。
 また、2年次(中2)からは習熟度別編成の授業を行っています。数学を得意とする生徒には高度な問題まで取り組ませ、苦手とする生徒には、少人数での授業を行い、細かい部分まで丁寧に指導を行っています。

社会・地歴公民の学習

体験学習で興味を引き出す

 中学3年間では、1年次に地理、2年次に歴史、3年次に公民を学習します。
 地理分野では、地図帳に親しむことや統計表の読みとりに重点を置きます。
 歴史分野では、日本の動向を中心に、日本史と関わりのある世界史の事項を織り交ぜながら進めています。
 公民分野では、新聞記事を随時取り入れ、新聞を読みこなす力を養うことも、目標のひとつとしています。
 各学年において、生徒の興味を引き出すために、社会科見学を実施しています。いずれも自主研修が中心で、1年次に両国自主研修、2年次に鎌倉自主研修、3年次に国会議事堂・最高裁判所とその周辺の自主研修など、目で見て肌で感じる体験学習の機会を設けています。

理科の学習

「なぜ?」が出発点。世界は不思議で満ちあふれている。

 あなたは自分の中に理科への興味の種があることに気付いているでしょうか。この世界は不思議で満ちあふれています。この生き物はなぜこんな形をしているのだろう、この物質はどんな性質があるのだろう、なぜ雨は降るのだろう、なぜ地震が起きるのだろう、目に見えない小さな世界、そしてまだわかっていない未知の世界―そんな様々なことに興味を持つきっかけをつくることから授業が始まります。
 1、2年次では、中学校で通常習う内容を扱います。2つある理科室で多くの実験・探究活動を行いつつ、「なぜ?」を大切に、既存の知識から科学的に結論を導く過程を、グループワークを通じて豊富に実施しています。3年次では高校の教科書(生物基礎・化学基礎)に入り、より専門的な内容を扱っていきます。中高一貫教育ならではの強みを生かした指導で、主体的な理科の見方を養います。また、学んだことを社会生活や将来の職業にもつなげていく態度を養います。