特別教育活動

感性を磨く、知性が輝く

 1年次(中1)から3年次(中3)までの3年間、カリキュラム内に週1時間の「特別教育活動」の時間を設けています。1年次(中1)は茶道、2年次(中2)は箏曲、3年次(中3)は華道と、この授業は日本の伝統文化を実際の経験を通して体感する貴重な時間。芸術への造詣を深めると同時に、和室での立ち居振る舞いを身につけることで、女性としての感性・品格を磨く良い機会となっています。

茶道

 日本の伝統的な文化である茶道を学習します。前半は主として基本的な動作を学習し、挨拶、歩き方、立ち方、座り方、室の出入り、道具の扱い方、菓子の食べ方、ふくささばきなどの割り稽古をします。後半では、薄茶のお点前が一通り出来るようになるまで指導してゆきます。

筝曲

 琴は奈良時代に中国から伝来した楽器です。本校では古典他、現代音楽を学習しております。宮城道雄先生の春の海・さくら変奏曲他鑑賞し、日本の美しい伝統音楽を理解させてゆきます。

華道(小原流)

 生け花は、自然を愛し大切にする心を養います。小原流生け花は表現範囲が広く、しかも理論的に体系化されていますので始めに基礎的な技術をしっかりと身につけた上で個性的な作品を作ることが出来るようになります。
 尚、希望により、初等科及び本科の許状を修得することが出来ますので申請してください。