【5年生】冬期生物特別実験講習 1・2日目
「講習期間にこそ、普段できない実験に満足するまで向かい合おう!」
そんな思いで、今年の冬期講習(4日間)も理科では生物特別実験講習を行っています。
誰もがほっと一息つきたくなるようなこの時期こそ、
普段の授業で扱うことのできない実験にチャレンジをするチャンスです。
高校生の講習は1コマ90分で展開されており、いつもより丁寧に時間をかけて目の前の実験に取り組むことができます。
さて、4日間の5年生の生物特別実験講習は以下の内容で進めております。
・鶏頭(水煮)、手羽先の観察・解剖
・横紋筋の観察、グリセリン筋の筋収縮実験
・ブタの心臓の観察・解剖
・手羽先の骨格標本作製、ゾウリムシの走性実験
本日は、前半2日分の講習の様子と生徒の感想をご紹介いたしましょう。
【1日目】鶏頭(水煮)、手羽先のの観察・解剖
・いつもの授業では出来ない実験なのでとても楽しかった。鳥の脳がかたつむりみたいで可愛かった!
・脳と聞くと難しそうであまり興味が湧かなかったが、実際にニワトリの脳を見てみると授業でやった視交叉や眼球などの位置関係がわかったり、人間と発達している部位が違ったりして面白かった。
・ミクロメーターのセッティングの仕方を知らなかったので、今回知ることができて良かったです。鶏頭の解剖では、脳をきれいに取り出すのが難しかったです。
【2日目】横紋筋の観察、グリセリン筋の筋収縮実験
・昨日より細かい作業が多くて大変でしたが、その分柄付針や顕微鏡といった道具の使い方に慣れることができて良かったです。
・ミクロメーターの使い方やピントの合わせ方など、普段の授業では教わらないことばかりでとても勉強になった。
・筋肉の繊維を実際に観察することが出来て勉強になった。顕微鏡の使い方が上手くなった気がする!
教科書で学んだ知識が実体験として身についていく経験ができましたね!
みなさん、実験の資料を丁寧に扱うことができ、そして時間の許す限り最大限に学んでいました。
失敗を恐れずに取り組んでいく姿勢には、こちらも感心しています。よく頑張りました!
次回は、3・4日目の生物特別実験講習の様子をお伝えいたします。
お楽しみに!