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2021.07.24教育活動

【中学理科】特別実験講習 第1ターム2日目「電池の仕組み~備長炭電池・フルーツ電池~」

2日目の内容は、電池の仕組みです。

備長炭やフルーツ(レモン)を使って実際に電池を作り、電子オルゴールを鳴らしました。

 

 

 「今日は電池かぁ・・」と実験を始める前の生徒は、何だか少し残念そう。

やはり物理化学分野には苦手意識があるようです。しかし、いざ講習が始まると、目の前のことに熱中できるのが実験のいいところです。オルゴールを鳴らすための条件を幾度も試し、大きな音を出すためには、音程を合わせるためにはどうすればいいのか、班の仲間と試行錯誤して頑張りました。

やっとの思いでオルゴールから音を鳴らすことができた班からは、自然と拍手が起こっていました。やはり、どんなことも繰り返し試して、そして成功すると嬉しいものです。

 

 

 

 

~生徒の感想~

 

(1年生)他の班の先輩や同輩とで、果物電池を協力して実験できてとても楽しかったです。やってみたかった実験でもあったのでとても良い経験になりました。

 

(2年生)レモン電池を作ろうとして、(レモン)2個だと電子オルゴールが鳴らず、他の班と協力して(レモン)4個でも鳴らず・・6個でやっと鳴って、達成感があって楽しかった!後輩とも仲良くなることができたので良かったです。

 

(2年生)備長炭電池を作ることがとても楽しかったです!でも、レモン電池で、オルゴールが鳴らなかったのが悔しいので、家にあるもので代用してもう一度やってみたいです。(備長炭電池の仕組みを学んだので)非常時にも役立てられるようにしたいです。

 

(2年生)後輩と一緒にレモンを使って果物電池を作ってみて、後輩とも仲良くなれたし、電池の仕組みを学べたので、一石二鳥になったので良かったです。

 

(2年生)電池を作ってみて、電池の仕組みを知ることができました!今回、レモンを使って果物電池を作れて楽しかったです!気が付いたことは、レモンの果汁が電解液になっているということ、レモンと接している部分の銅のサビがさらに溶けていたことです。銅(金属)が溶けたのかも知れません。また、備長炭と木炭の重さを比べると、備長炭の方が重いことが分かりました。

 

 

 先生たちは、生徒の皆さんが、試行錯誤を経て、やっと成功するときのキラキラした表情が見られると、とても嬉しいのです。電子オルゴールが鳴らず悔しい思いをすることも、それだけ熱心に取り組んだ成果だと思っています。今日学んだことが、日常生活につながる瞬間をこれからも増やしていきましょう!

 

さて、次回は「浮沈子」を作って浮力について学びます。お楽しみに!